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 STATEMENT

 焼き物の本質は可塑性による造形的な可能性や装飾による表面の鮮やかさではなく、粘土を「焼く」ことで

何万年も残る写真のような装置として機能する特性にあると考えています。

「焼く」という行為は人類が太古から繰り返してきた自然物に対する不可逆な営みの一つであり、現代に至る

までそれぞれの時代の様相を色強く反映させてきました。

それを私たちが知ることができるのは、粘土を人為的に「焼く」ことで、長い期間変化しない博物的な焼き物に変質するが故だと思います。

 私は何万年も残る物質を作品として用いることで、人の営みに隠れた時代の様相や背景、積層された記憶を

再考するきっかけを提示したいと思っています。

山が踊る_接写2.JPG

  Era Chimera 

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  Clay Archives 

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  Nonsense 

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